葬儀・葬式の準備について
危篤・臨終に際して、親戚・知人への連絡(葬儀・葬式の準備)
医師から危篤が宣告されたら、早急にご家族、ご親戚、または本人が会いたがっている人に連絡します。 連絡の順序としては、その場にいないご家族、次にご親戚、親しい知人という順序になります。遠くに住まわれている方であれば、移動に時間を要しますので早めに連絡するなどの配慮が必要です。
連絡する人が多い場合は、連絡する方のリストを作り数人で分担して連絡すると効率良く連絡することが出来ます。また、連絡は電話で行うことが多いと思いますが、その際に伝える内容を簡潔にします。伝える内容を紙に箇条書きにしておくと、伝える内容が漏れるなどのミスを防ぐことが出来ます。また、連絡する人が多くなると伝えるべきことが抜けたり、同じ人に連絡したりしてしまうといったミスも発生します。親しい人だけならまだしも、会社の上司や取引先などのへの間違いは避けたいものです。
このようなミスを防ぐため、なるべく連絡する人のリストを作成し、これを連絡を担当する人で共有すると漏れとダブりを防ぐことができます。また、ファックスが利用できる場合はファックスを利用すると作業効率が上がります。
夜遅くに連絡する場合は、気が引けるかも知れませんが、緊急のことですので失礼にはなりません。この際、一言「夜遅くすいません」と断りと付けるとよいです。
また、葬儀に関する場所・日時が決まっているのであれば、このことも連絡します。連絡する事項として、「喪主を行う人の名前」、「葬儀の宗派」、「供花を受け取るかどうか」などの式に関する情報も伝えたほうが良いですが、相手の立場や関係にあわせて柔軟に対応したほうが良いでしょう。
葬儀に必要な公的手続き
お葬式に必ず必要になるのが公的手続きです。お葬式を行わない場合でも、この公的手続きは法律により行うことが定められています。よって避けて通ることはできません。
この公的手続きの流れは、まず、ご臨終後に医師から死亡診断書を作成してもらいます。この死亡診断書に必要事項を記載し、担当の役所に提出することになります。ほとんどの場合は、葬儀社がご遺族の変わりに死亡診断書を担当の役所に提出してくれます。
実に9割以上の葬儀社がこの公的手続きを代行してくれるようです。もちろん葬儀社への費用は発生します。請求されなかったと思っても、他の費用に隠れて請求されています。
参考の為に、その後の手続きについて説明すると、医師から作成してもらった死亡診断書に必要事項を記載し、これを担当の役所に提出します。これが死亡届となります。
提出することが出来る役所は次の3つです。「亡くなられた場所にある役所」、「本籍の役所」、「現在の住所の役所」です。また基本的には24時間、死亡届は受け付けていますので、夜中であっても提出することができます。夜中に提出する場合は、役所の裏口から入ることになると思います。分からないことがあれば、担当の役所に電話で聞けば親切に教えてくれます。
役所に死亡届けを提出すると、火葬許可書を発行してくれます。この火葬許可書は、名前のとおり火葬時に必ず必要になりますので告別式のときに忘れずに持参する必要があります。
火葬が終了すると、この火葬許可書が埋葬許可書になります。埋葬許可書は埋葬時に必要になりますので失くさないように管理してください。一般的に納骨は、火葬後に数十日と期間がありますので、稀に埋葬許可書を紛失される方がいるようです。
長くなりましたが、一般的には葬儀社がほとんどの公的手続きを代行でやってくれます。ご遺族がやることとしては、死亡届を葬儀社に渡し、火葬後に葬儀社から埋葬許可書を受け取ります。繰り返しになりますが、埋葬許可書はなくさないように大切に保管してください。
お葬式を依頼する葬儀社及びお寺を決める。
葬儀の費用は数百万円と高額です。300万円を超えることも多いです。この費用の大半は葬儀社に依存します。当然、高い費用の会社もあればリーズナブルなところもあります。よって葬儀社は前もって、十分に検討して決めたほうがいいです。
多くの方は、事前に葬儀社について調べず、直前になってあわてて、費用の高い葬儀社に葬儀を依頼しているようです。最近は、お葬式を依頼する際に、費用を値切る方も多いようです。しかし、葬儀社によっては、もともと料金がかなり割高に設定されているため、少し安くなったとしても、客観的に見たら、まだまだ料金が高いことが多いようです。しかし多くのご遺族は少し安くなったことで満足し、料金が高い葬儀社に式を依頼するようです。
また、お寺のお墓に遺骨を埋葬する予定の場合は、このお寺(菩提寺といいます)にお葬式での読経をお願いします。この菩提寺に葬儀を依頼しなかった場合は、遺骨を納骨してくれないというトラブルが発生する場合があります。
よって、菩提寺のお墓に納骨する予定の場合は、出来るだけ菩提寺にお葬式を依頼するようにしてください。
菩提寺が遠い場所にある場合は、菩提寺の僧侶に来てもらうか、菩提寺に相談し、他のお寺に葬儀をお願いすることについて、了承を得ておく必要があります。
民営や公営の霊園や、納骨堂に納骨する予定の場合は、葬儀社が紹介してくれる僧侶に依頼すると便利ですが、お布施の料金が高い場合がありますので、この費用も含めて葬儀社を選定すと費用を大きく抑えることができます。
遺体の搬送について(葬儀・葬式の注意点)
ご臨終後、ご遺体を安置所に搬送する必要があります。
ご遺体の搬送は葬儀社が行ってくれます。搬送先には自宅、または専門の安置場となります。
近年は、専門の安置場にご遺体を搬送することが多いようです。安置場は比較的に安価で利用することができます。ご遺体の搬送は葬儀社に行ってもらいますので、当然これまでに依頼する葬儀社を決めておく必要があります。
臨終後からご遺体を搬送するまでの時間はほとんどありません。時間がないため、葬儀社の選定も出来ないということです。言い換えれば、お葬式に後悔したくないのであれば、亡くなられる前に依頼する葬儀社を決めておく必要があるということです。
遺体の安置場は、ある特定の葬儀社が管理していることが多いです。悪い葬儀社に遺体の安置を依頼すると、高い葬儀費用を吹っかけてきます。一旦遺体の安置を依頼してから、違う会社に式をお願いするのは、なかなか難しいものです。