互助会はお得か? (葬儀、葬祭に関する豆知識)

互助会に入れば葬儀が低価格で行うことが出来るか?
結論から言えば、契約する互助会によって得かどうか変わります。
互助会とは、生前にお葬式の費用の一部を積み立てるシステムです。しかし、このシステムには様々な問題があると指摘されています。

例えば、積立金の金額を低くし入会の敷居を低くしているという問題もあります。毎月の積み立て金を少額にし入会の謳い文句にしているということです。しかし、実際にお葬式を行う際には、多くの追加費用が必要となってしまいます。「積み立てた金額」と「お葬式に必要な金額」は、まったく別物というわけです。

では、互助会の葬儀はお得なのでしょうか?
互助会といっても民営の組織です。よって、経営の効率性や方針により、お得かどうかは、互助会によって変わってきます。

生前に予約することにより、互助会や、葬儀社のなかには費用を割り引きするところもありますが、お葬式の費用は複雑で元から割高なことが多いので、数十万費用が安くなったとしても、得がどうかは一概に言えません。

互助会に関するトラブル

互助会には多くのトラブルが発生しているようです。良く発生している互助会のトラブルについて説明します。

まず、入会に関するトラブルです。入会時、営業マンが互助会のメリットしか説明せず、デメリットやリスクを十分に説明しないというものです。

互助会は解約する際、サービスを全く受けていなくても、積み立てた全ての金額が戻ってくるわけではありません。場合によっては2割ほとの積み立てお金が戻ってこない場合があるようです。

次に、既に述べたとおり積立金のみでお葬式を出来ないことが、ほとんどです。しかし、このことを十分に説明せず、強引な営業により後にトラブルに発展することもあるようです。契約の際には、どの様なサービスが含まれるか必ず確認するようにしてください。

意外と知らない互助会廃業のリスク

次に、互助会の廃業時のトラブルです。互助会は民間の組織であるので当然、廃業のリスクがあります。特に生前予約の形式をとっている互助会は、このリスクを必ず考慮する必要があります。つまり、契約する互助会の経営が上手くいっているかどうかを確認する必要があるということです。

しかし、多くの互助会は経営に関する情報を公開していません。株式を公開している会社や、保険などの組織は、経営に関する情報を公開していますが、互助会は公開していないことがほとんどです。 つまり、この廃業のリスクは防ぎようがないということです。

では、実際どれくらいの互助会が廃業しているのでしょうか。2001年から2006年までの5年間の統計によると、2001年に871の事業所のうち、2006年までの約5年間で382もの互助会が廃業しています。廃業率にして43.9%にもなります。
驚くほど多くの互助会が廃業していることが分かります。

また、リスクは廃業だけではありません。将来というのは誰にも予測できません。住んでいる場所が変わる場合や、他の葬儀社に依頼したくなる場合もあります。
つまり、互助会に入ること自体リスクが伴います。入会にともなうリスクを少なくしたいのであれば、互助会に入る前には、そのシステムを十分に説明してもらい納得した上で、他の葬儀社とも比較し、互助会の経営が上手くいっているかも確認するべきです。

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