喪主になられたら(葬儀、葬式の流れ)
人の死とは突然やってくるものです。突然喪主になられても、何をやったらよいのか分からず困られる方が多いようです。葬儀は家族にとって27年に1度の出来事と言われています。当然経験されることも少なくなります。以前は、近所にお葬式に詳しい方がいて、その方が親切にアドバイスしてくれましたが、この様なご近所づきあいも少なくなっています。
また、近年はインターネットの普及によりお葬式に関する情報も多くなっていますが、いざという時に備えて準備される方はまだまだ少ない様です。
経験されることが少ない葬儀
お葬式で最も大切な役割として喪主があります。式に参列する方を選んだり、葬儀社との打合せなどを行う式運営の責任者です。ほとんどの人が一生のうちの1、2回は喪主を経験されます。喪主の仕事は難しいように思われるかもしれませんが、決して難しいものではありません。しかし、悲しみのなかで様々なことを決定しなければなりませんし、大きなお金も動きます。普段なら判断できることも、適切な判断が出来なくなる方もおられるようです。
繰り返しになりますが喪主の仕事は決して難しいものではありません。
役割などを把握し1つ1つを確実に行えば、誰でも立派に行うことが出来ます。
親戚、知人への連絡
お葬式でご家族が行うことには、危篤時及び、臨終時の連絡があります。「ご家族」、「親戚」、「知人」というように血が近い順に連絡をします。
夜遅くに連絡する場合があるかもしれませんが、このような時は、失礼になりません。この場合一言「夜遅く失礼します」というように断りをいれるとよいでしょう。
葬儀の日程が決まった時も、連絡が必要です。またこの際、葬儀に日時・場所、喪主の氏名、葬儀の宗派などを連絡するとよいでしょう。特に葬儀の日時・場所は、忘れないように連絡します。
依頼する葬儀社を決める
依頼する葬儀社を決めます。葬儀社の選定は、極めて大切ですので前もって決めていた方が良いです。
なるべく家らか近い業者に依頼した方が良いですが、条件にこだわりすぎると費用が高くなる場合があります。困ったことがあれば電話で聞けば済みます。
また、数件の葬儀社を伺って、見積もりを比べた方が後悔しない式を行うことが出来ます。
比べることにより、法外な料金を提示する葬儀業者へ依頼することを防ぐことが出来ます。
また、対応面のチェックもしっかりと行いましょう。葬儀社の説明態度・身だしなみ等をチェックしておいた方が、後々トラブルを避けることが出来ます。しかし、このようなことは亡くなってからでは時間の余裕が無く難しいのが事実です。
葬儀社の選定はなるべく事前にやっておいた方がいいでしょう。
ご遺体の搬送先を決める
遺体の搬送については、葬儀社が行ってくれます。遺体の搬送だけ行うといって強引な営業をおこなう業者もいるようですが、遺体の搬送後にお葬式の依頼を断るのは難しいです。なるべく、搬送までに依頼する葬儀社を決めておいたほうが良いです。また、搬送先は家か専門の安置所になります。家の場合は当然費用は発生しませんが、マンションやアパートなどに住まわれている方は、搬送できないことがあります。
お葬式の準備を行う
喪服の準備、遺影に使用する写真、お棺に入れるものを決めます。遺影に使用する写真は、正面を向いたものであれば、服装が遺影にふさわしくなくても使用することができます。近年はデジタル技術により、服装を遺影に相応しいもにに修正することができ、仕上がりも自然なものにすることが出来ます。
運転免許は遺影写真によく利用されますが、運転免許がない場合は旅行に行かれた時の集合写真なども使用することが出来ます。非常に高齢で亡くなられた場合には、10年ほど若い写真を使用することも多いようです。また近年は故人の個性を尊重することもおおく、かしこまった写真ではなく故人の特徴を表す写真を使用することもあります。
お棺に入れるものの準備
お棺に入れるものには故人が好きだった愛用品などを入れますが、火葬のことも考えプラスチック類やガラス類は入れません。よって、メガネやライターなどは入れてはいけません。
準備したものは、出棺時にお棺に入れます。
世話役人、会計や、配膳、案内係を決める。
基本的に会計は業者にお願いせず、ご親戚が行われることが多いです。
会計は香典のお金を管理する責任ある仕事です。なるべくなら、安心して任せることが出来る方へお願いした方がよいでしょう。
また、配膳や案内係は業者が行ってくれますが、親戚や近所の方から人を出せるなら出した方が費用を抑えることが出来ます。
葬儀を行う
基本的に2日間に渡ってお通夜、告別式の順で行われます。葬儀で分からないことがあれば葬儀会社に教えてもらえば良いでしょう。
葬儀のやり方は、葬儀社によって少し異なります。疑問点や不安なことがあれば、依頼した葬儀社に聞くのが一番です。
葬儀後について
葬儀後、お葬式でお世話になった人へ挨拶まわりをします。
喪主の役割は決して難しいものではありませんが、やはり予備知識がないと不安に思われることも多いと思います。式全体の流れを頭に入れるとともに、喪主の挨拶をなるべく早く準備し自信がない方は練習しておくとよいと思います。また、葬儀社によって式の流れが若干異なることがあります。親切な葬儀社であれば前もって式の流れを教えてくれたり、資料を作成してくれますが、それでも不安に思うこともあると思います。このような場合は遠慮せず、葬儀社の担当者に聞くようにしてください。