葬儀後に多くの人が後悔されています。
お葬式後に約8割の方が後悔すると言われています。
多くの方が後悔される原因として、未発達なサービスがあります。近年は、様々なサービスでお客様志向という言葉を良く耳にすることが多くなりました。多くの企業の競争も激しくなり、お客様志向でないと生き残れないのが現状です。
しかし葬儀業界は、まだまだ未発達です。提供されるサービスも不十分なことが多く、多くのご遺族はサービスに対して不満を感じるようです。
お葬式の不満で最も多い事項が費用に関することです。サービスの料金が非常に高額であったり、十分な説明もせずお葬式後に高額な請求をする葬儀社もあるようです。

お葬式の費用の話を聞くと、その金額の高さに驚かされます。サービスの内容と費用が明らかに乖離しているように思えたからです。
お葬式は基本的には2日間です。祭壇や、斎場、人権費などの提供されるサービスを見積もっても明らかに費用が高いことが多いようです。なぜこのような高額な費用になるのでしょうか。その理由について考えてみたいと思います。
お客を顧みない経営方針
費用が高額になる理由の1つとして、顧客を顧みない葬儀社の方針にあります。
葬儀業界は極めて労働集約型の業界です。葬儀会社が1年間に行えるお葬式の数は限られています。例えば、従業員が8名の葬儀業者の場合ですと、1日に5件ものお葬式を行うことは出来ません。従業員数という制限があるからです。
よって、葬儀業者がより多くの利益を得ようとすると、お葬式1件あたりの売り上げを上げざるおえません。当然、利益を追求する会社であれば、同じサービスの内容であっても、金額が高いほうが利益が高くなります。
よって業者のなかには同じ様なサービスであっても、なるべく高い金額を設定しているようです。
この表れとしてサービスの料金を公表していない業者が多いことがあります。
公表していないということは、お客様しだいで料金を変化させることが出来るということです。
このお客様からはお金が多く取れそうだと思われたら、当然費用も大きくなります。
費用が高い白木祭壇のマジック
上記で述べたとおり、葬儀業界では同じようなサービスであっても値段が大きく異なることが発生します。
よって、サービスの値段が法外に高いなどということが発生します。
値段が高いものの代表例として、白木祭壇があります。白木祭壇の原価はいったいどれぐらいでしょうか?
実は数十万円とする祭壇も、葬儀会社の経費はほとんど発生していないようです。
数十万円とする白木祭壇ですが、多くの葬儀社はこれを何回も使いまわしています。つまり、祭壇のレンタル費用が50万や60万とするということです。
ちょっと強引かもしれませんが、葬儀会社が白木祭壇を当初100万円で購入したとしても、これを何百回も使用すると、1回当たりの白木祭壇の経費のほとんどは、それを設置・撤収する人件費となります。
白木祭壇の組み立ては、運搬も含め1時間も掛かりません。撤収も含め合計2時間です。
2時間を2人で行っても、大きな費用は発生しません。
しかし、多くの会社はこの白木祭壇に数十万円をの料金を設定しています。ちょっとインターネットで調べてみるだけで
60万円や100万円などという値段を見つけることが出来ます。
ちょっと高すぎると思いませんか?
なぜ悪い葬儀社が淘汰されないのか?
普通顧客を顧みない企業は淘汰されます。顧客満足の低下や、口コミ、その影響によるリピーターの減少により売上げが減少するためです。しかし、お葬式というものは口コミがなかなか広まらないものです。 あの葬儀社は悪いなどの、会社名を聞くことは少ないと思います。
また、葬儀は家族にとって約25年に1度の出来事です。一度失敗しても、その失敗の経験を生かすことはなかなかできません。つまり、リピーターの減少による影響も、ほとんど受けません。
料金の適正価格が知られていないことも悪い業者が淘汰されない原因となります。多くの方は、料金に関する知識が少なく 高い料金を提示されても、高いと気づかないようです。よって法外な料金を提示する会社は高い利益をだし続け淘汰されないどころか、高い利益を得続けます。
