葬儀社の売上げ重視の営業方針
葬儀社のなかには、ご遺族に対して品質の高いサービスを提供することよりも、なるべく高い料金を取ることを重視しているところがあります。特に料金を公開していない葬儀社にはこの傾向があります。
例えば、初めにびっくりするくらいの料金を提示し、契約をしぶると料金が徐々に安くなることもあります。初めに提示した料金はいったい何だったのかと思ってしまいます。これは、初めに高い料金を提示し、その価格で了承するご遺族もいるからです。この場合葬儀社は、大きな利益を得ることになります。
実は、葬儀業の営業は広告というのが難しく、1件あたりの売上げ高くすることが経営の秘訣と思っているところも多いようです。このような業者の営業は、どれだけ高い料金をご遺族から頂けるかを競っています。
お葬式は、1家族につき27年に1度の出来事と言われています。リピーターつまり、ご遺族の満足Sは、経営にほとんど影響しないものです。また、多くのご遺族は葬儀社を選定せず、伺った1社目の葬儀社にお葬式を依頼することが多いのです。つまり、1件あたりの売上げを高くするという葬儀社の経営方針は、的を得ているといえます。
葬儀社の巧みな営業
葬儀社には高い料金を得るための「巧みな営業」というものがあります。 料金が高ければ、誰もお葬式を依頼しません。しかしお葬式を依頼するご遺族のほとんどは時間の余裕がない場合がほとんどです。ここに「巧みな営業」の余地があります。
つまり、初めは料金のことを説明せずご遺体の搬送を受けます。 その後、その葬儀社はご遺体を安置場に運び、ドライアイスなどの処置をします。このようにお葬式を断りにくい環境をつくり初めて、料金の説明を始め高い費用を提示するのです。
また、業者のなかには式後に初めて具体的な料金の説明をするところさえあるようです。
契約をしぶればどうなるか
契約をしぶればどうなるのでしょうか。多くの場合は料金が若干低くなります。しかし安くなるのには限界があります。お葬式は亡くなられて数日以内に行われることがほとんどです。こういった契約では、ご遺族よりも葬儀社の方が強いのです。
また、なかには「100万円の飾りを60万円で行います」というふうにランクが高い飾りを行うといって高い料金を請求するところもあります。実は、葬儀社にとってお葬式の飾りではあまり経費が発生しません。葬式の飾りつけは、業者の倉庫に眠っているものを使うかどうかというくらいだからです。よって値段が高い飾りと言っても、実際価値があるかどうかは別問題です。
料金が低いサービスだと態度が急変する葬儀社
葬儀社のなかには料金が低いお葬式を依頼すると、態度が急変するところあります。自社の利益が出ないので、対応や説明が不親切になったり、言葉遣いそのものがお客様への言葉ではないということもあります。 このような場合は、良いサービスは望めません。他の葬儀社に式を依頼したほうが良いでしょう。
